中医・我が愛しの上海へ

中医学による癌治療で知っていただきたいこと

最高の青空の上海

最高の青空の上海

  今日も中国人で食道癌に肺に転移した患者さんが、初診でこられました。手術の条件に当てはまらず、化学療法も放射線治療も何回か行われたようですが、その副作用に悩み、今回初めて中医学での治療を試みたいという相談でした。中国人に限らず、日本人の患者さんでも同じような相談をよく受けます。もちろん、私は中医学でできることで最善を尽くしますが、どうしてもっと早く中医学(もしくは漢方医学でもいいです)での治療を思いつかなかったのか残念でなりません。この方のように、最後の砦が中医学では、その効果も限定的になってしまうからです。

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上海の夏の薬膳「山羊鍋」、伏天を過ごすために

山羊肉の鍋

山羊肉の鍋

夏の暑い「三伏」の時期に食べる山羊のことを「伏羊」と言います。 
 上海エリアの夏の薬膳といえば、私は山羊を外すことができないと思います。とくに、上海南部の奉賢区や金山区までいくと、「伏羊の熱いスープを飲めば、薬は必要ない」と言うぐらい、山羊肉信仰が強いのも事実です。

 「三伏」はちょうど暦の上で小暑から立秋ぐらいの時期を指します。ここでいう「伏」というのは、伏邪のことを言います。つまり、身体の病気を引き起こす六淫(風、寒、暑、湿、燥、火)のうち、夏の暑さと関係のある暑邪が体内に潜伏し、もしこの暑邪を排除しなければ、秋になると肺を傷つけ(火克金)、咳や発熱など上気道に関係する疾患に罹りやすいと中医学では考えるのです。こうした暑邪の排出には、冷たい物を飲んだり、エアコンに頼ってもだめで、しっかりと汗をかきなさいというわけです。

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東和クリニック・中医科での担当スケジュール

 

中医薬と上海水蜜桃

水蜜桃

水蜜桃

  夏になると上海の果物売り場には水蜜桃が並びはじめます。
正直、上海生活が19年目にもなるとこれがないと夏の気分にならないのです。

我が家では、いつものタクシー運転手の農家から水蜜桃を届けてもらいました。上海郊外奉賢区の自宅に桃農園を持っていて、私も時間があったら直接畑にいって獲れたてを食べに行くのですが、今年は時間が合わず、仕方がなく職場まで届けてもらうことにしました。

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東和クリニック・中医科での担当スケジュール・土曜日午後の浦西古北院診察を追加しました

 

7月21日〜24日は大阪出張でした

 

いろいろな時代の車体カラーを楽しめる編成。地下鉄御堂筋線にて。

いろいろな時代の車体カラーを楽しめる編成。地下鉄御堂筋線にて。

 久しぶりに関西にやってきました。
 東方航空の午前の便で、少しでも早く大阪入りしようと思っていたのですが、機長からの連絡で軍事演習だとかで、30分遅れの離陸。とはいえ、30分の遅れで済んだことはラッキーだったと思わないといけません。

 いつもながら朝のMUの機内食はびっくりですねえ。今までn回食べてきた中華点心の組み合わせ。仕事の資料を読みながら、1時間50分ほどのフライトであっという間に上海に到着にしました。やっぱり関空は東京よりも近くて便利です。

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東和クリニック・中医科での担当スケジュール・土曜日午後の浦西古北院診察を追加しました

 

8月から浦西古北での土曜日午後の診察を増やします

 東和クリニックに移ってかれこれ2ヶ月近くになりますが、私自身もかなりペースが掴めてきました。

 ただ、日曜日の診察が相変わらず混み合うことが多いため、2014年8月2日(土)から土曜日午後の診察も追加することにしました。この結果、浦西古北院(栄華東道88号3F)では平日の木曜日・金曜日の他に、週末は土曜日午後と日曜日全日となります。浦東院は水曜日全日と土曜日の午前中です。

 土曜日の午前はこれまで通り浦東院にいますので、お昼の時間を利用して浦西から浦東へ移動することになります。この移動、大変ですね!とよく言われるのですが、今の上海は中環状線もあるので結構スムーズに動けます。(ただし、渋滞しなければですが。)

 最新の診察スケジュールはHPでお知らせしておりますのでご確認いただければと思います。

東和クリニック・中医科での担当スケジュール

 

沖縄料理と中華料理の接点・豚と山羊

沖縄県本部町にて

沖縄県本部町にて

 

 7月1日〜5日まで沖縄に滞在していました。
 そのときに感じたことを色々書いてみたいと思います。今回は沖縄の食について。

 沖縄料理といえば、ゴーヤチャンプルしか食べたことがなかった私ですが、今回の旅を通じて地元の人の食文化の一面を垣間見ましたし、なによりも中華料理(とくに上海料理)との共通項を多く見つけ、上海人の私の妻も驚いていました。

 沖縄料理も中華料理同様にとってもシンプルな食べ方をされています。特に、今回の旅で主に滞在した今帰仁(なきじん)エリアで食べた「アグー豚肉」は絶品です。豚の本場中国でもなかなかここまでのお肉は食べられませんが、いや美味しかった。

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中医臨床 2014年6月号 連載「中医文化を活かした街づくり」

季刊「中医臨床」2014年6月号

季刊「中医臨床」2014年6月号

  連載「未病を治す智恵」の第19回目。今回は上海市北西部に位置する、小籠包でお馴染みの嘉定区南翔についての紹介を書いてみました。

  嘉定区では、まちづくりの一環として、中医学を取り入れようと動き出しています。そのきっかけとなる動きが、南翔で始まったのですが果たして・・・・。

  上海観光ではなかなか南翔まで行くことはないと思いますが、今や地下鉄11号線も開通し、交通アクセスが格段に良くなりました。ここの小籠包は一度は食べておきたいですね。その小籠包が並んでいる通りの近くに「中医文化街」が形成されています。

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千葉県松戸でのミニ講演会予定(6月)

世紀公園にて

世紀公園にて

6月末は東洋医学学会学術総会で東京へ勉強しに行きますが、毎回東京出張時の恒例となっているミニ講演会を今回も実施することになりました。今回は中医学と婦人科をテーマにお話しようと思っています。といっても一般向けですので、このブログにも紹介することにしました。難しい話をするつもりはありません。

 上海で生活してると、中国の女性達の健康に対する様々な智恵を見ることができます。今回はすぐに実践できることを色々紹介したいと思っています。小さな会場ですが、いつも地元の方を中心に多くの方がいらしてくださいます。

テーマ「女性のための中医学漢方講座」
時間:6月30日(月曜日)13:30〜14:30 
お問い合わせ:045-394-2211(タカハシクリニック)
       047-710-0990(カムクリニック)
住所:松戸市幸田2-73-1(幸田第二公園前)
   最寄り駅:千代田線 北小金駅
   カムクリニック小会議室
参加費:無料
HP:http://www.cam-clinic.com/

 皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

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