月別アーカイブ: 2014年12月

馬も乗ったし、計700キロのドライブから帰還

馬場にて

馬場にて

 2014年12月31日、今回のミニドライブ最終日。
 
 朝はいつものようにお粥と漬け物と卵。
 実は、私は日本にいるとき、白いお粥が大嫌いでした。小さいころ、お腹をよく壊して、なにも食べられない思いをよくしたからだと思うのですが、最近まで全然食べられなかった。それが中国で暮らすようになって、お粥のバリエーションが増えたのがきっかけです。しかも、中医学の世界ではお粥は養生食として欠かせませんから、今ではすっかり好きになりました。

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東和クリニック・中医科での担当スケジュール

水の美しさにびっくり!浙江省桐廬白雲源

浙江省桐廬白雲源
 いつも、浙江省桐廬の白雲源の麓まできているのに、観光地だからと言うことで(入山料60元が必要)、中に入らずに帰っていたのですが、今回は折角なので歩いてみることにしました。上海では中度〜重度の大気汚染のようですが、さすがにここまで来ると空気は清々しい。

 上海や杭州などと比較すると、麓の街となる桐廬のPM2.5値は半分以下になるのも、こうした山々のおかげだと私は思います。ちなみに桐廬は人口40万人程度のとてもコンパクトな街です。

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浙江省富陽の沃豆腐(よくとうふ)とダム湖の見事な夕日

浙江省富陽にて

 浙江省富陽市の人口は約70万人。中国にしては決して大きくないけど、コンパクトでよくまとまった街という印象です。富春江に沿って発展してきており、散歩するのにもちょうどいい感じでした。ただ、道が狭いのでクルマでの移動はちょっと大変かも。タクシー代わりに三輪車を使うのも便利でした。

 富春江のそばに、鸛山(かんさん)という公園があり、そこから街全体を見渡すことができます。昔の城壁が残っていたり、元代の堤防が残っていたりと文化遺産が少なくありません。公園ではお年寄りが太極拳をしていました。

 ちなみに、富陽の名物料理といえば、沃豆腐という豆腐料理があります。

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浙江省富陽でみた中医学

浙江省富陽の老舗薬局王振和

浙江省富陽の老舗薬局王振和

 12月29日。富陽訪問2日目。(1日目はこちらから)

 富陽賓館の朝食ビュッフェには、蕎麦入り餃子のほかにも、お馴染みのキクラゲと棗のスープがありました。滋養強壮目的の白キクラゲは、中国のホテルでの朝食ビュッフエではよく出て来ます。

 さて、どんな小さな街でも、中医学はあるし、老舗の中医薬局や名医の話は伝わっているものです。こういうのはぜひ見ておきたいところです。

 富陽までやってきたので、まずは中医薬局探し。

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2014年最後の診察終了、その足で浙江省富陽へ

 TOWAクリニック古北

 12月28日で今年最後の診察を終了しました。新年は2015年1月2日よりスタートです。

 私にとっての2014年は、まず職場を現在の東和クリニックに移るなど大きな変化のあった1年でした。

 でもそのおかげで、浙江省を中心に地方へ出かけるチャンスが増え、よりいっそう中医学のフィールドワークができるようにまりました。中国の農村で、生薬に携わる多くの農民達と知り合いになれたのも大きいです。

 また、日本との繋がりも増えてきました。ほぼ1ヶ月に1回のペースで日本を往復して、日本で伝統医学に携わっておられる先生方との交流も増えてきました。ついに沖縄への初上陸も果たせました。温泉研究も相変わらず続けています。

 2015年は私にとって、中国上陸20周年目、さらに40代のスタートの年として新たな気持ちでがんばって行きたいと思っています。いろいろ新しい仕事もはじまりました。そのひとつが、今まで開催希望の多かった、毎月開催の中医塾も引き続き行っていきます。新年は1月10日の大寒の日に行います。その他についても、追々ご紹介していきますので、今後ともよろしくお願いします。

 しかし、ついに人生の半分を上海で過ごしたことになりました。中華料理が好きなので全然苦痛になりませんが、これからはもっと中医学を通して中国各地もみていきたいと思っています。

 なお、2015年1月の日本出張(大阪)は、1月12日〜15日になります。

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上海地元の麺館、「金剛飲食店」

金剛飲食店の上海式麺

金剛飲食店の上海式麺

 「飲食店」という名前の付け方は、上海でも結構珍しいです。普通は「飯店」とか「麺館」といいます。

 以前、杭州でCCTVで有名になった麺館を紹介しましたが、こういう質実剛健的なお店は、もちろん上海にもあります。時々メディアにも紹介されるのが、長楽路601号にある「金剛飲食店」です。

 お店はとっても小さく、じっくりと見ていないと通り過ぎてしまうほど。10人も入ればいっぱいになる感じです。昔は上海市内にもこういうお店が結構合ったのですが、最近は新興住宅が増えてきて減ってきました。でも、上海のオリジナルの味を出していますね。

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上海で冬至に食べるお団子〜湯圓〜

湯圓

湯圓

 今年は12月22日が冬至でした。冬至は中医学でもとても大切な節気で、24節気の中でも最も古い節気とも言われています。日本でも柚子風呂に入ったりいろいろな風習がありますが、中国各地も同様で、寒さの厳しい北方エリアでは餃子を食べ、上海など南方エリアでは湯圓と呼ばれるお団子を食べます。ワンタンを食べるところもあります。

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東京→上海

万世橋界隈

万世橋界隈

 東京出張4日目。

 日本でのスケジュールは、毎回けっこうきつくなってしまうので、予定以上に長く滞在している錯覚になってしまうのですが、それでも充実感はあって私は好きです。偶に場所や環境を変えて仕事をしてみることは私はパフオーマンスをあげるためにも大切だと思っています。

 朝はいつものように1時間のランニング。東京出張の度に滞在しているので、だいぶ神田・秋葉原界隈も土地勘が出て来ました。皇居あたりにまで走りに行くのにも意外と近かったりします。

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