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生薬単味処方エキス剤の工場、甘粛省定西市隴西を訪れて

生薬単味処方エキス剤の工場にて

生薬単味処方エキス剤の工場にて


 
 日本の漢方ではエキス剤がすっかりお馴染みですが、中国の中医学でもエキス剤が益々普及してきています。当方のクリニックでも生薬単味エキス剤を採用しています。

 ただ、日本と違うのは単味エキス剤が中心であるという点です。例えば、日本では葛根湯といえばすでにセットになって中成薬として販売されていますが、中国のエキス剤の場合は、葛根湯の成分を一つ一つの単味エキス剤を組み合わせて処方します。実は、この処方資格は西洋医師と中医師ではライセンスの関係で分かれていて、西洋医師は一部中成薬を処方できますが単味エキスはできないことになっています。

 中国で中成薬を処方されると、粉薬でも甘くてヘキヘキした経験のある方もおられるでしょう。それは、たっぷりと賦形剤が使われているからです。生薬そのものの味ではありません。一方で、単味エキス剤では生薬そのものの味が生きています。

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完全手作りの手延べ麺の村、浙江省浦江潘周家村

浙江省浦江潘周家村

浙江省浦江潘周家村

  中国では本当に色々な麺類が楽しめます。
 何と言っても村々の伝統としてその技術が伝わっていて、今でも麺を作って生計を立てている農民達がいる地域が沢山残っています。麺好きの私にとっては、もういてもたってもいられません。

 今回訪れたのは、上海から300キロぐらいの道のりで、高速道路と山道を走ること4時間弱、浙江省の山間部に位置する潘周家村です。実は、夏にも訪れているのですが、その時は麺を干す時期に達しておらず、11月が麺作りの最盛期と聞き、再訪しました。

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中医薬・漢方薬の苦み

単味エキス剤の生薬棚

単味エキス剤の生薬棚

  
 中医薬や漢方薬といえば、「苦い」というイメージを持っている方も多いのではないのでしょうか?
 薬草を煮だし、それを1日2回、1回150CC程度の煮だし汁を服用するというのが伝統的な服用方法です。近年では、薬局が代わりに煎じてくれるようになりましたが、それでも味や量は変わりません。液体なので旅行や出張するときは非常に不便です。一方で、日本で漢方薬を服用されたことのある方は、ツムラなどのエキス剤を使っていたかも知れません。量的にも比較的少ないし、持ち運びも便利というメリットがありますが、処方箋は予め決められていて、一つ一つの生薬の微調節が全く不可能なのが大きな欠点です。

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文旦(ブンタン)の季節~福建省では本当によく食べられる柑橘類、功能も色々

街中にころがっているザボン

街中にころがっているザボン


  今年の国慶節は、福建省に行ってきました。
 上海からは高速鉄道で福州まで5時間乗り通し、そこからレンタカーをかりて、高速道路を4時間ほど飛ばし、土楼で有名な竜岸が目的地。

 10月の福建省は、上海と比較してもまだまだ暑く、最高気温が35℃を超える日もあり、びっくりしました。とにかく蒸し暑い。そんななか、よく食べられている柑橘類が、文旦(ブンタン)です。中国語では柚子と言いますが、日本の柚子とはまったく違うものです。農家の庭先によく植えられていて、実が大きいので木にぶら下がっている様子は非常に存在感があります。

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日本中医学会 第7回学術総会 シンポジウム

2017年9月7日
シンポジウム 「日本と中国の様々な連携スタイル〜養生を基本におく東洋医学の役割〜」

くまもと森都市プラザ

くまもと森都市プラザ

 座長:石束麻里子(福岡ミディ漢方医院院長)
 
 「医療連携のボーダーフリーを目指して」
  高野 義章 (鍼灸「高野」代表)

 「セルフケア支援の活動から見えてきた鍼灸師の役割」
  山内 晶子(みゆきの里、医療法人博光会 御幸病院統合医療センター)

 「中国における中医学と西洋医学の連係〜現代中国における伝統医学の役割」
  藤田 康介(上海東和クリニック中医科主治医師・医学博士)

浙江省一の薬草生産地、磐安(ばんあん)

浙江省磐安の生薬市場にて

浙江省磐安の生薬市場にて

 
 上海のとなりの省、浙江省。

 山や川が豊富で、美しい農村の景色を楽しめるエリアです。私も、上海の雑踏に疲れたら、高速道を飛ばして浙江省の村々を訪れます。人々の暮らしを観察するのも良いですし、美味しい物を食べのもよし。そして、何よりも伝統的な中医学の姿がまだ残っているところも多いです。
 
 今回は上海の自宅からクルマを運転すること約4時間半、約330キロのところにある浙江省磐安にまで行ってきました。

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上海のタクシーに乗るときは運転手に注意を!飲酒運転も。

上海のタクシーはクルマは良くなっているが、運転手は一緒ですからね・・・。

上海のタクシーはクルマは良くなっているが、運転手は一緒ですからね・・・。

 上海生活で、日本人でもお馴染みのタクシー。確かに、地下鉄や路線バスが整備され、しかもシェア自転車が普及してタクシーに乗る回数は減りましたが、まだまだ利用することも多いでしょう。

 しかし、少し気になるニュースです。

 2017年8月末に、今年上半期で上海市の警察が、バス・タクシー・トラックなど運輸用事業車両の事故事故状況を発表しました。このなかには、悪名高いダンプカーや、スクールバスなども含みます。

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奈良県東吉野村で体験した古民家泊の魅力〜逢桜(ほうおう)〜

逢桜(ほうおう)さんの縁側。ぼ〜っと庭園を楽しむのに最高です。

逢桜(ほうおう)さんの縁側。ぼ〜っと庭園を楽しむのに最高です。

  今、中国沿海部の長江デルタエリアでは「農家楽」がブームになっています。農家や使われなくなった古民家を再利用し、都会からきた人たちに泊まってもらう仕組みで、私も中国ではよく利用します。魅力はなんといっても地元の人々の日常に溶け込めることができるのと、ホンモノの地元の食。中国では地方政府も農家楽に対して財政面や法規制面で協力しています。で、私も日本国内を旅するときも、できるだけ旅館や民宿など個性が強い宿泊施設を利用するようにしています。もちろん、当たり外れもありますが・・・、結果的に、これが毎回旅に楽しさを添えてくれますし、旅することで過疎化の進む地元活性化に一役買えるのではないかと勝手に思っています。

 前置きはさておき、今回高見山登山の帰りに東吉野村で宿泊した「ゲストヴィラ逢桜」は、まさに日本のおもてなしを凝縮したような、肩肘の貼らない奈良の古民家泊の魅力が詰まっていました。

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