月別アーカイブ: 2015年7月

第25回上海奈良県人会が開催されました

今井町遠景

今井町遠景

 7月22日に恒例の上海奈良県人会を開催しました。今回で25回目になります。参加者は22名ほどで、虹橋エリアの中華レストラン「光燕」(仙霞路640号3F)を使わせていただきました。私は初めての利用なのですが、日本人にも食べやすい中華料理だったので驚き。結構美味しかったです。

 上海奈良県人会では、毎回誰かに講師をお願いしてお話をしてもらっていますが、今回は私が担当。最近、家族が奈良橿原今井町にいる関係で、奈良と上海を行ったり来たりすることが多く、今井町の簡単な歴史と今の様子を紹介。私自身、まだまだ今井町の新米住民ですが、だからこそ感じることも色々あります。

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最近執筆した季刊『中医臨床・6月号』と大阪保険医雑誌6月号&ミニ講演会

 

大阪保険医雑誌 

大阪保険医雑誌 


 
 時間が過ぎるのは本当にあっという間ですが、中医臨床6月号には『中医薬健康サービス発展計画(2015〜2020年)』にみる中国の新たな政策を紹介しました。政府中央の主導で行われる「未病を治す」プロジェクトも、かなり具体的な動きになってきています。予算も付いていますし、今後の動きが期待されます。進む中国の高齢化の問題に、中医学が積極的に活用されることになるでしょう。

 大阪保険医雑誌の6月号には、e-clinicのスタッフ医師である岡本裕先生とアメリカ在住で、Anzai&Associates代表・日本薬科大学客員教授で薬剤師の安西英雄先生と一緒に対談させていただきました。安西先生のお話を伺っていると、近年の中国の経済発展で、米国での中医学の研究開発がかなり盛んになっていることが分かりました。中国ではこれほど留学生を中国に送り出していますから、当然と言えば当然かも知れません。
 この雑誌では、統合医療について特集が組まれていました。考えてみれば、日本の伝統医学も、生薬と鍼灸ですらなかなか併用されずにいます。中国の中医学のライセンスは、西洋医学のライセンスと独立しているので、その点融合した治療法が実践できるので、まだ恵まれていると思います。

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日本ではありえない上海のぬるい冷麺の秘密

上海冷麺

上海冷麺

 20年間上海で暮らしてきた私の中で、この時期に特に食べたくなるもののベスト3に入ってくるのが上海冷麺です。絶対に期間限定であり、夏以外は登場しませんし、それも普通の店ではなく、伝統的な老舗で食べたくなるのです。しかも日本人が中華料理の冷麺と思っている代物とは全然につかないもの。

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上海で2回目の年検(車検)は5分で完了だった

浦東新区にある公安局

浦東新区にある公安局

 中国ではころころ制度が変わってしまうので記録しておきます。以下は上海ナンバーの場合です。

  2013年6月に1度目の車検にクルマを出したのですが、そのときは結構大変でした。なんせ、クルマを検査場に持っていって、行列をつくって実際に車検を受け、一連の作業を終えるまでに半日がかりでした。詳しくはこちらをご覧ください。

  そして2004年に新制度がはじまって、今回はこの制度での車検となりました。大きな検査は6年に1回になり、間は2年に1回の年検シールを受け取るだけで良いというもの。だいたい何を準備してどうすればいいのかという情報も錯綜していて、経験者の話を聞くのが一番というわけなのですが、行ってみるとあっという間に完了しました。

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