上海浦東の郷土料理のお店「三林本帮館」

三林本帮館

三林本帮館

最近、私は上海料理のルーツを探るべく、地元上海人が納得できる料理を出す上海料理のお店を食べ歩いています。創作された料理も良いですが、それはまずオリジナルの上海料理を知ってから。そこには、健康に対しての伝統的な考え方も残っていますし、なによりも一番美味しい食べ方をするからです。最終的には中医学の薬全的な発想にも繋がります。

 今回は、CCTVの「舌尖上的中国Ⅱ」でも紹介され、人気沸騰している上海浦東の郷土料理を食べさせてくれる「三林本帮館」へお邪魔しました。

 上海浦東新区といえば、高層ビルや整然と整備された街を想像するかもしれませんが、実は土着の上海文化が今での色濃く残っています。先日食べに行った、130年の歴史をもつ浦東高橋の徳興館の麺や、浦東下沙の焼売もそうですが、いろいろ特色があって楽しいものです。

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おしらせ

尿道結石予防のために、散歩も大切

上海世紀公園にて

上海世紀公園にて

 今朝の上海も良いお天気です。PM2.5も30㎍/㎥前後と良好。
 ぜひ屋外で運動したいところですね。 

 健康診断の結果などを見せてもらうと、意外と石を持っている方がおられます。これから暑くなると、何かと厄介な結石の問題。日常生活からどんな注意ができるか、また中医学や漢方ではどこまで対応出来るか、考えてみたいと思います。

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おしらせ

早朝、上海高橋まで伝統の名物麺を食べに

徳興館の麺

徳興館の麺

 私は昔から朝はしっかりと食べたい派です。今朝も4時ごろに起床して書斎にこもって中医学の文献を読んでいたのですが、5時半頃には確実にお腹が空いてくる。外をみてみると空気も良さそうだし、久しぶりに上海市高橋にある徳興館に行ってみようということになりました。上海浦東の我が家からだと15キロぐらいの道のりです。

 徳興館は以前も行っていますが、地元上海人ではよく知られた老舗の麺館です。創立したのはなんと1878年ですから、なんと135年も続いているラーメン屋です。その昔、清代の乾隆帝も食べに来たという味です。何でもあっという間になくなってしまう上海で、この歴史はすごい。さらに、上海料理の料理術が上海市の非物質文化遺産に登録されています。こうしたお店は、朝早くから開いています。理由は、地元の人が朝食を食べに来るため。小籠包やワンタン、肉まんなどもあります。

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おしらせ

産後の冷え

上海市高橋鎮にて

上海市高橋鎮にて

不妊治療で中医学・漢方や鍼灸を使う人が、以前と比較して明らかに増えてきたとは思います。これは母体の負担を軽減するのには結構な事だと思いますが、残念ながら相変わらず当帰芍薬散を不妊治療の目的で延々と飲み続けている人が多いのもまた事実。本当はもっと体調にあわせて変化が必要なのです。

 しかし、意外に知られていないのが産後の体調管理に中医学・漢方を使うということ。中国では極めて一般的な習慣でもあります。

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おしらせ

オヤジこだわり、地元上海料理の店

 

どれもなかなかの味でした

どれもなかなかの味でした

 20年近く前といえば、小さな街の食堂で、上海地元のオーナーが旨い上海料理を振る舞ってくれるようなところが結構ありました。たまに、そういった食堂に行くのが楽しみだったのですが、今は地方からの出稼ぎ労働者が増え、上海人自身が料理そのものにタッチするようなお店は減ってきているような印象です。そうなると、本当の意味での上海料理というのが楽しめないというジレンマに。やはり、自分たちが小さいときから味わってきた味を再現できるかは大きなポイントだと思います。特に、中華料理に関しては。。。。

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おしらせ

今のところ中国移動の4Gのほうが快調か

「4G」が表示されました

「4G」が表示されました

 中国移動がTD-LTE方式での4Gを開始し、私も早速移動の携帯電話番号を3Gから4Gに変更しました。中国移動の4Gの電波は内環状線以内のエリアならそこそこ通っていて、多少強さにはムラがあるもののほぼ拾えている印象です。4Gがすごいなと思ったのは、アンテナの数が少なくても、そこそこの通信速度が出るという点です。

VPNを咬ましたときでも、3Gより圧倒的に体感速度が速いことがわかります。具体的な数字に関してはこちらをごらんください。 いずれにしろ、一旦4Gに変えてしまうと、ちょっと3Gには戻れない、そんな感覚になります。

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おしらせ

九州から鍼灸師の先生が上海ご訪問

成田先生と

成田先生と

  日頃は上海で活動している私にとって、日本の漢方や鍼灸を専門とされる先生方との交流は、とても貴重なものです。同じ東洋医学の範疇に入りますが、微妙に違うのもまた事実で、お互いの長所を勉強できたらと思っています。
 
 5月2日に、九州大分から真央クリニック附属鍼灸室の成田響太先生がご訪問くださいました。成田先生とは、2013年6月に鹿児島で開催された東洋医学学会で偶然お会いし、いつか上海でお会いできたらと約束して別れたのですが、さっそく今回の再会が実現しました。先生は、私の大好きな大分県の長湯温泉にも治療院をもっておられ、九州や沖縄を飛び回っておられます。

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上海で始まった新医師資格制度、「住院医師規範化培訓制度」

 

箱ものはどんどん立派になってきているが

箱ものはどんどん立派になってきているが

私が医学生をしていたときと比較して、資格制度がますます複雑になってきました。以下は西洋医師も中医学医師も同じ扱いになります。
 
 これまでは、5年制の大学を卒業して、1年間付属病院で研修して医師国家試験の受験資格を獲得し、登録医として登録されてから医療行為をするという仕組みでした。これらは比較的古い制度の延長で、卒業した大学生をそれぞれの職場に分配するというのが原則でした。ただ、これでは卒業後の研修施設によるレベルの違いも大きく、ましてや1年程度の研修では習得できる知識も限られています。その後は、各医療機関によるトレーニングに大きく依存することになります。

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