日本中医薬学会雑誌『上海で体験したCOVID-19対策と中医学』

 2021年下半期に日本中医薬学会にアクセプトされた報告論文を、学会側からの許可も頂いたので、こちらに貼っておきます。 2022年1月11日に日本で出版した『上海清零〜上海ゼロコロナ大作戦』を執筆するにあたって、執筆内容の一部をまとめたミニ・ダイジェスト版になります。

 編集・査読などの関係で、デルタ株の段階の内容になっていますが、オミクロン株に対しても、中国の防疫体制の方向性はほぼ同じです。また、中国では新型コロナ対策での中医学の活用は引き続き積極的に行われ、世界各国で臨床研究も行われています。

 日本にも我々が慣れ親しんできた伝統医学の漢方薬があります。もっと積極的に新型コロナ治療の臨床現場で使われたら、多くの患者さんに役立つのに日々思っているわけです。
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『上海で体験したCOVID-19対策と中医学』

2020年6月19日 『中医養生のすすめ〜病院にかかる前に』

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http://chuui.co.jp/book/002909.php

 やっと完成。25年間の上海生活で、ここ江南エリアの人々の暮らしと今も息づく身近な伝統医学の関係を300枚近い写真を交えながら紐解いていきます。江南エリアでの現代の伝統医学の一端を垣間見て、暮らしの知恵を発見して頂けたら幸いです。

2019年10月5日 日本中医学会第9回学術総会 ランチョンセミナー

ランチョンセミナー①
「中医学臨床力向上のために」
〜伝統とAIの活用〜
共催:日本中医学会第9回学術総会・小太郎漢方製薬株式会社

座長は大阪の漢方緑川クリニック・緑川沢樹先生。

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経方医学のAIシステムを開発している脈景の蘇先生も登壇しました。

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2019年は上海竜華寺からスタート、今年は「諸事圓成」。

上海竜華寺にて

上海竜華寺にて

 最近、旅のついでに中国各地のお寺をお参りすることが多いのですが、上海地元で、私が96年から毎年お参りしているお寺が竜華寺です。今では地下鉄12号線と11号線の竜華駅が開通し、アクセスも良くなりました。
 この竜華寺の大晦日では、毎年除夜の鐘イベントが行われています。私も上海市徐匯区の観光事業を管轄する旅遊局から声がかかり、ここ数年は日本人の一人としてイベントに招待して頂きました。会場には上海市の副市長も挨拶され、なかなかオフィシャルなイベントのなっています。

東和クリニック・中医科での診察スケジュール

帰脾湯の生薬量について

上海竜華寺にて

上海竜華寺にて

2019年が始まりました。
今年はもう少し更新できるように頑張りたいと思います。

宋代『済生方』起源の帰脾湯は、現在人に多いストレスでの思い悩みによる動悸や不眠、食欲不振などの時に使われる名処方なのですが、これ中国の中医薬と日本のエキスとでは生薬量や比率が大きく違います。例えば #中医学 での帰脾湯の黄耆は30gぐらい使うと習うのですが、某社のエキスでは3gほど。

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診察スケジュール

奈良県一のっぽビル最上階の露天風呂

カンデオホテルズ奈良橿原

カンデオホテルズ奈良橿原

 2018年2月15日にOPENしたカンデオホテルズ奈良橿原。
 重伝建地区でもある今井町から徒歩数分、大和八木駅前すぐの立地条件だけに、我々地元民にとっては宿泊するチャンスはそうないのですが、色々地元では話題になっているホテルだけに、ものは試しと一度宿泊してみることにしました。

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東和クリニック・中医科での担当スケジュール

5歳ぐらいでも意外と多い夜尿症と中医学の活用

とはいえ、いくらトイレが間に合わなくても、駅のゴミ箱はダメでしょう・・・(上海にて)

とはいえ、いくらトイレが間に合わなくても、駅のゴミ箱はダメでしょう・・・(上海にて)

 あまり知られていないかもしれませんが、実は5月29日は世界夜尿症デーでした。
 夜尿症は、一般に5〜6歳すぎても夜のオシッコを失敗してしまうことをいいますが、中国でも意外と多いです。もちろん、上海でもよく見かけますし、こちらの日本人の子供達の間でも少なくありません。

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上海市における癌患者登録データ

最近整備された上海世紀公園のジョギングコース、1周5キロです。

最近整備された上海世紀公園のジョギングコース、1周5キロです。

上海市疾病予防コントロールセンターがまとめた上海市の最新の癌患者登録データについて、2014年度のデータが公表されました。その概略をみてみたいと思います。

上海市では、中国のなかでも癌患者の登録が積極的に行われている地域であり、2002年から行われています。ほぼ100%網羅されていて、WHOでも信頼できるデータとして定評があります。

上海市で2014年に新たに罹患した癌患者数は6.8万例で、新たな罹患率は477.8/10万人でした。まだ欧米先進諸国よりは少ないですが、それでも増加傾向にあります。また、死亡者のうち約3割は癌による死亡と考えられています。

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