東京を中心に感染例が出ているデング熱ですが、中国でも南方エリアでは比較的頻発している蚊を媒体とする伝染病でもあります。中国衛生当局では、8月26日に『デング熱診療ガイドライン(2014年度版)』を出して注意を呼びかけています。
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東京を中心に感染例が出ているデング熱ですが、中国でも南方エリアでは比較的頻発している蚊を媒体とする伝染病でもあります。中国衛生当局では、8月26日に『デング熱診療ガイドライン(2014年度版)』を出して注意を呼びかけています。
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最近、上海でクルマを運転していると、とっても不思議なことの一つに、山や森すらない上海の高架の自動車専用道路で、毎日必ず1匹はクルマにひかれた犬やネコを見かけることなのです。
あっという間に9月に入ってしまいました。
今年の上海の8月は暑さらしい暑さがあまりなく、夏があっさりと過ぎ去ってしまいそうな感覚です。
8月26日に、Chinese Life総経理兼CLTS学長の大高勇気先生がうちのクリニックを訪問してくださり、某雑誌向けのインタビューを受けました。私にインタビューされた内容は9月には上海で発行されるそうです。
以前から、中国で中国茶を勉強されている日本人は奥さんを中心にとても多く、そのお話しも患者さんからいろいろ伺っていたのですが、こうしてお茶の分野での指導で第一線で活躍されている方にお会いできたのはとても嬉しい限りです。大高先生は広州・深セン・上海と各教室を飛び回っておられるようですね。
2014年8月のアクアリズムの執筆は、夏にやっておきたい冷え対策のうち、今回は上海でよく行われている三伏貼について紹介しました。三伏貼の季節は過ぎていますが、なにかと便利な膏薬で、私も少々アレンジしながら日常の診察で使っています。
日本滞在2日目。
お盆過ぎて、奈良県内にある2箇所のお墓参りはしないといけないと思っていたのですが、それと同時にぜひ訪れたかったの奈良県農業研究開発センター。実は、以前にある会でここの果樹・研究センター所長で薬草科長である浅尾先生と面識があり、一度ぜひ見学に来て下さいと声をかけてくださっていたので、今回の日本出張のチャンスに実現しました。
最近の上海はあいにくの雨続き。
そんな中、近畿エリアでの用事を片付けに、8月18日〜21日まで日本におります。古北院での診察は21日の午前はお休みしますが、午後は診察します。
いつものように朝6時に出発して浦東空港までクルマで。最近、羅山路高架道路が完成して、空港に行くのが便利になりました。空港の駐車場も1泊50元程度なのでちょっとした出張なら空港にクルマを泊めておいた方が楽ちんです。渋滞が多い上海ですが、いろいろな工夫も日々行われています。
天気もまずまずで、MUも定刻で飛べるかと期待していたのですが、いきなりDelayの表示が。周辺の便が正常なのに、登場予定の便だけがいつまでたっても飛ばない。
「週末を利用して」なんですが、私は土曜日と日曜日も診察しているので、土曜日の出勤後〜日曜日の出勤前の時間を利用して、上海郊外の青浦区にある金澤鎮の某巨大国営企業の保養所へ行ってきました。
上海からでは、延安高架道路から西へG50高速道路を走らせて60キロぐらい。混んでいなければ40分ぐらいで着いてしまいます。あいにくの雨だったのですが、青浦区エリアは湖も多いので、高速道路からの景色もまたいいものです。上海って、本来はこんなに緑が多いのだ!と少々驚いてしまいます。
安吉は雨の日だったとはいえ、30℃前後はある蒸し暑い上海から、一気に25℃以下の世界になりました。なんか別世界です。
さて、私たちがこうやって安吉の一つの村に通い続けている理由の一つに、田舎の人たちが中医学のどうやって活用しているかを知りたかったからというのがあります。確かに、上海には沢山の生薬があり、病院でも中医学は使われているのですが、でも中医学の世界はその程度のものではないと思っています。所詮、都会の医者が使う中医学には薬材の問題からして限度があります。