ここのところ比較的落ち着いてた上海市の大気汚染ですが、19日の夜あたりからPM2.5値が100㎍/㎥越えをし出していました。外の景色をみても、スモッグで大きく霞んでいて、20日は日中もずっとマスクが必要なレベルでした。しかし、殆どマスクをしていないのが中国人です。
さて、お気づきの人も多いかも知れませんが、アメリカ基準と中国基準とでは大気汚染の評価の仕方が異なっています。これは、おなじみのアプリ「CN Air Quality」で出てくるAQI値の違いからもよく分かります。
甘霖・我が愛しの上海へ
中国の赤ちゃんポストの悲哀
日本でも少し前に話題になっていた赤ちゃんポスト。中国語では『嬰児安全島』と表現されています。中国民政部では2013年7月より中国全国で赤ちゃんポストを設置しはじめていて、2014年現在では河北省、陜西省、貴州省、福建省など各地で試験運用されています。
遺棄された子供については保護された後、上海でも新聞などに顔写真入りで公告されています。この写真を見る度に心が痛むのですが、よく読むと先天的な疾患をもって生まれてきた子供たちが多いことに気づきます。
シームレスに動ける上海と関空
すこしご無沙汰しておりました。
日本にいると、ブログを書くことが減っちゃいますね。あまりにも毎日が刺激的すぎて。
さて、仕事のスケジュールの関係から8日の診察を終えた後、夜に再度上海から大阪(1時間40分のフライト)へ飛び立ち、父親の大阪での古希記念パーティーに参加したあと、12日午前に再び上海に戻ってきて、その午後からクリニックで診察をしております。大阪ー上海は2時間程度のフライトなので、やはりとても便利です。日本発の朝便はMUでも遅れにくいのでこれも助かります。関西では、奈良の実家を拠点としていると、この距離感の恩恵は相当なもの。今年は、関西での仕事も増えそうなので、日本と上海をうまく行き来する予定です。
5日より旧正月明け早々の仕事開始
2月4日の夜、関空から無事定刻に上海に戻ってきて、5日よりクリニックでの診察がスタートしています。上海から関空は、スモッグと霧の影響で航空便のダイヤが大混雑し、奈良の実家に到着したのは深夜の1時過ぎというとんでもない状況になってしまいました。
とはいえ、世間はまだまだ休みモードで、道路も地下鉄もガラガラ。そういえば、日本に行く前に駐車した浦東空港の駐車場も、戻ってくるともの凄いクルマの台数でした。駐車場の通路のスロープや歩道にまで上海ナンバーのクルマが停まっていました。それだけ春節に上海を離れた人(海外組?)が多かったと言うことです。今までみたいに、春節といえば実家に帰るというモデルは変わってきたのかも知れません。
見に行ってよかった「かぐや姫の物語」
春節帰省の日本滞在で、ぜひ見ておきたかったのが、実は高畑勲監督の「かぐや姫の物語」。
去年の東京出張で宮崎駿監督の「風立ちぬ」をみたのですが、同じく宮崎アニメの熱烈フアンの娘に見せようかと迷っているうちに、いつのまにか関西でも上映が終わってしまいました。
ということで今回は「かぐや姫の物語」で娘を映画館に連れて行くことができました。実は、5歳の彼女は映画館デビューなんですね。
中国住まいの日本の携帯電話、iPhoneにしてみて
2014年は日本での仕事も多くなりそうなので、もう一度日本での通信代を検討してみました。
今までは、ソフトバンクのガラケーを使い、b-mobileでインターネットをし、さらに中国のiPhone5S(聯通)でローミングさせて、中国からの電話を受けていました。ソフトバンクはホワイトプランで、b-mobileは毎月の基本料金がかからないもの。つまり、日本では3台の端末を持ち歩いていました。
しかし、それでも一旦使い出すとあっという間に1G、2Gは消費してしまうので、年間で計算すると割が合わないことを発見。さらに、モバイルルーターの電源をいちいち入れるのが面倒、電源の持ちがよくないなどなどの理由で、結局日本でソフトバンクのiPhone5Sを買ってしまった方が良いという結論に達しました。
大変だった春節大晦日の移動
例年、春節は上海にいることが多いのですが、今年は大気汚染の問題もあり、春節は日本の実家に帰省することにしました。その方が、娘も外で遊べますし。
なのですが、今年は帰省が案の定霧とスモッグで大変でした。
自宅から浦東空港まではクルマを運転して行ったのですが、華夏高架道路をはしっているあたりから異変。
ガスで真っ白になってくるではないですか!まわりがよく見えないレベルです。