奈良→東京→富山→大阪の出張を終えて、6月18日から上海で本格稼働しています。
2015年は6月20日が旧暦の5月5日、いわゆる端午の節句になります。中国では様々な年中行事が行われるのですが、ことに中医学に関しては端午の節句は非常に重要です。過去にもいろいろな記事を書いておりますので、こちらをご覧ください。
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◆東和クリニック・中医科での担当スケジュール◆
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中国で医療活動をする場合、とくに私のように中国で正規の中医学教育を受け、中医学の医師ライセンスを取得した場合、ライセンス取得後のフオローのための試験がいろいろあって、去年は2年に1回の医師資格登録更新試験を受けてきました。実は前回の受験したのも外国人で初めてでした。(笑)また来年度も受けないといけません。
そのほかにも、中医学知識のスキルアップのための試験として、今年は5月23日に1日かけて中医学の「全国衛生専業技術資格試験」というのを受けてきました。今度の試験も日本人どころか外国人としては初の受験でした。この試験は中国全国で一斉に行われる、中国政府が主催する試験でとても重要な試験の一つでもあります。
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5月26日は上海美しが丘第一幼稚園で講演会をしてきました。幼稚園といっても、父兄対象の講演会ですので、私でも大丈夫です。
午前中は浦西の名都城キャンパスにて、午後は浦東の東和公寓キャンパスまでいってきました。
テーマは「上海で暮らすために」ということで、子供がいる家庭からすると気になることの多い上海生活について、大気汚染・アレルギー問題・食の問題・水の問題などを含めて広くお話させていただきました。とくに大気汚染とアレルギーに関しては、私も長く研究してきているので、お話したいことが沢山。
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ちょっと過ぎてしまいましたが、中医臨床3月号で、今年の春節に出かけた雲南省大理での様々な発見をまとめてみました。このエリアは温泉もあり、豊富な食材と快適な気候に恵まれており、美味しい雲南料理も沢山ありました。その組み合わせ方、作り方には様々な要素が詰まっていました。そのあたりを紹介しています。
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南京中医薬大学の旧キャンパスを歩いてみると、その当時、今使われている教科書のもととなる中医学のテキストを編纂したところなど、歴史的に意義のある様々な建物が現存しています。
私の愛読書の一つでもある『中薬大辞典』の初版も、実はこの南京中医薬大学の一室で編纂され、その部屋は今でも残っています。
現代中医学の鍼灸学に関しては、南京中医薬大学の果たした役割は非常に大きいのはよく知られています。とくに、1954年に江蘇省中医進修学校から南京中医薬大学の初代学長となった承淡安先生を中心とした澄江学派の貢献は今でも教科書の編集に強い影響力を持っています。
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最近の中国の中医学で、とくに若い先生方を中心に人気を得てきているのが経方医学です。そのなかでも、精力的に出版物を出版され、日本留学経験をお持ちなのが南京中医薬大学の黄煌教授です。日本でもお馴染みの先生ですね。
経方医学というと、その定義はいろいろありますが、基本的に「傷寒雑病論」の処方を中心に扱うのですが、方証相対(相応)などのやり方で方剤を組み立てていきます。ただ、黄煌先生のやり方には、厳密な理論に基づいた加減もあります。さらに、薬証の考え方により、陰陽五行や臓腑弁証にとらわれることなく、患者の症状から直接的に証の根拠を捉え、それにふさわしい薬(方)を導き出していきます。その背景には体質の考え方も強く出て来ます。
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江蘇省中医院は、南京市の上海路にあるとても大きな病院で、単独の中医医院としては中国一の規模を持ちます。ここに、腎臓内科の首席主任である孫偉教授を訪れました。孫教授は、中医腎臓病の専門家で、江蘇省の腎臓病の大家である鄒燕勤教授の流れをくみます。私も、上海中医薬大学で腎臓病の研究をしていたときに、研究面でもいろいろお世話になりました。その後は、学会活動などを通じて交流が続いています。
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中医学で、熱病や伝染病を扱う温病学。簡単に表現すると、傷寒論では外感風寒系の疾患の治療が多いのですが、さらに発展させて外感風温系の疾患治療を考察したいのが温病学です。つまり、傷寒論の理論的基礎の上に形成された理論といっても間違いないと思います。ただ、現代医学では中医学が直接的に伝染病を扱うチャンスが減ってきていますので、むしろ湿熱系の雑病で温病を使うことが増えています。
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