中医・我が愛しの上海へ

尿道結石予防のために、散歩も大切

上海世紀公園にて

上海世紀公園にて

 今朝の上海も良いお天気です。PM2.5も30㎍/㎥前後と良好。
 ぜひ屋外で運動したいところですね。 

 健康診断の結果などを見せてもらうと、意外と石を持っている方がおられます。これから暑くなると、何かと厄介な結石の問題。日常生活からどんな注意ができるか、また中医学や漢方ではどこまで対応出来るか、考えてみたいと思います。

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おしらせ

産後の冷え

上海市高橋鎮にて

上海市高橋鎮にて

不妊治療で中医学・漢方や鍼灸を使う人が、以前と比較して明らかに増えてきたとは思います。これは母体の負担を軽減するのには結構な事だと思いますが、残念ながら相変わらず当帰芍薬散を不妊治療の目的で延々と飲み続けている人が多いのもまた事実。本当はもっと体調にあわせて変化が必要なのです。

 しかし、意外に知られていないのが産後の体調管理に中医学・漢方を使うということ。中国では極めて一般的な習慣でもあります。

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おしらせ

オヤジこだわり、地元上海料理の店

 

どれもなかなかの味でした

どれもなかなかの味でした

 20年近く前といえば、小さな街の食堂で、上海地元のオーナーが旨い上海料理を振る舞ってくれるようなところが結構ありました。たまに、そういった食堂に行くのが楽しみだったのですが、今は地方からの出稼ぎ労働者が増え、上海人自身が料理そのものにタッチするようなお店は減ってきているような印象です。そうなると、本当の意味での上海料理というのが楽しめないというジレンマに。やはり、自分たちが小さいときから味わってきた味を再現できるかは大きなポイントだと思います。特に、中華料理に関しては。。。。

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おしらせ

九州から鍼灸師の先生が上海ご訪問

成田先生と

成田先生と

  日頃は上海で活動している私にとって、日本の漢方や鍼灸を専門とされる先生方との交流は、とても貴重なものです。同じ東洋医学の範疇に入りますが、微妙に違うのもまた事実で、お互いの長所を勉強できたらと思っています。
 
 5月2日に、九州大分から真央クリニック附属鍼灸室の成田響太先生がご訪問くださいました。成田先生とは、2013年6月に鹿児島で開催された東洋医学学会で偶然お会いし、いつか上海でお会いできたらと約束して別れたのですが、さっそく今回の再会が実現しました。先生は、私の大好きな大分県の長湯温泉にも治療院をもっておられ、九州や沖縄を飛び回っておられます。

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上海で始まった新医師資格制度、「住院医師規範化培訓制度」

 

箱ものはどんどん立派になってきているが

箱ものはどんどん立派になってきているが

私が医学生をしていたときと比較して、資格制度がますます複雑になってきました。以下は西洋医師も中医学医師も同じ扱いになります。
 
 これまでは、5年制の大学を卒業して、1年間付属病院で研修して医師国家試験の受験資格を獲得し、登録医として登録されてから医療行為をするという仕組みでした。これらは比較的古い制度の延長で、卒業した大学生をそれぞれの職場に分配するというのが原則でした。ただ、これでは卒業後の研修施設によるレベルの違いも大きく、ましてや1年程度の研修では習得できる知識も限られています。その後は、各医療機関によるトレーニングに大きく依存することになります。

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おしらせ

上海市の医師定期考査を受験してきました

上海市医師定期考査

 4月は極端にブログの更新が少なくなりました。
 私自身、病院を移ることになったのと、上海市の医師定期考査の準備のために忙殺されていたからです。

 去る4月27日は、上海市内各地で上海市医師協会が主催する「上海市医師定期考核」(上海市医師定期考査)をうけてきました。まあ、中国で医師をするということは毎年なんらかの試験を受け続けないといけないということなので、慣れていると言えば慣れているのですが、今回に関しては第1回だったのでさすがにちょっと緊張しましたし、準備万端で臨みました。(^_^)

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季刊「中医臨床」第136号 使用機会増える単味エキス剤

季刊『中医臨床』3月号

季刊『中医臨床』3月号

近年、私自身も患者さんに処方する使用頻度が増えている単味エキス剤。種類も充実しているし、煎じ薬を比較して、安定した品質が使いやすいのが特徴です。また、中医薬局自体も非常に衛生的になるので、色々な意味で安心して使うことができますが、ただ生薬によっては苦みが増すことがあり、量の調節には工夫が必要です。また、多すぎる量だと、水に溶けにくくなるのも難点です。

この号の連載「未病を治す智恵」では単味エキス剤について紹介しました。

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新しいスタートのお知らせ

上海徐家匯にて

上海徐家匯にて

すでに私の患者さんにも順次お知らせしていますが、きたる5月18日(日)をもちまして、上海鼎瀚中医クリニックを退職することになりました。約5年間にわたり勤務してきましたが、そろそろ区切りをつけて、新しい道にコマをすすめることにしました。
 
 私自身も中医学で日本との交流も増え、今の勤務状態では時間的にも自由がきかなく、悩みに悩んだ末の結果です。

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