中医薬(もしくは漢方薬)を使って偏頭痛の治療をするのはかなり効果的であるのは以前にもご紹介したとおりです。西洋医学の痛み止めを飲む前に、ぜひ中医学や漢方医学を試して頂きたいと思うわけです。良質な生薬であれば、一定の効果があることは間違いないと思っています。(「良質な」がポイントです。ここに私はこだわっています。)
中医薬(もしくは漢方薬)を使って偏頭痛の治療をするのはかなり効果的であるのは以前にもご紹介したとおりです。西洋医学の痛み止めを飲む前に、ぜひ中医学や漢方医学を試して頂きたいと思うわけです。良質な生薬であれば、一定の効果があることは間違いないと思っています。(「良質な」がポイントです。ここに私はこだわっています。)
毎年公表されますが、中国の厚生労働省にあたる国家衛生計生委員会が発表した2013年度の統計で、中国での医療における、中医学の役割がどの程度なのか、数字からいろいろ知ることができます。ここでいう中医系医療機関には、中医・中西医結合・民族医学も含みます。
紫色で、群生しているととてもきれいな花である馬鞭草(クマツヅラ)が上海世紀公園で咲いています。朝、公園内を走っているとホンワカとした紫色で、目が癒される気持ちになりますね。
中医学の生薬として使われるのは、馬鞭草の根から上の部分です。泌尿器や婦人科系でよく使われます。
そして、中国政府もついに規制をだしました。2014年7月1日より明礬の使用を禁止にするということです。中国の衛生当局が出した禁止令なので、上海だけでなく全国が対象です。
前回、日本に一時帰国したとき、ちょうど5月21日に大和当帰を使った薬膳料理をいただく会が、奈良県五條市西吉野の山間にある王隠堂であり、私も参加してきました。
豊かな自然環境ののなかで栽培される生薬は、地域性がとても強いのが特徴です。我々、中国で生薬を処方するときも、茯苓なら雲南産の雲茯苓など生薬の前に地名をつける習慣があります。実は、私の故郷でもある奈良県は、歴史的にも生薬栽培で有名なエリアでもあり、そのなかでもこの奈良県五條市深谷町あたりで栽培されていたのが大和(深谷)当帰と呼ばれていました。
久しぶりのブログ更新です。
日本にすこし戻ったりとバタバタしておりました。
5月27日に衛生局から登録医ライセンスの更新が完了し、いよいよ東和クリニック・中医科での仕事が本格的にスタートすることになりました。
東和クリニック総院長の唐堂先生とは、上海日本人医師会を通じて、かなり前からお世話になっておりました。以前から声をかけてくださっていたのですが、中国の制度上の問題でなかなか実現しませんでした。中国人と同じ中医師ライセンスを持っている数少ない日本人医師の一人として、上海在住の日本人や中国人の患者さんへのサポートを続けていきたいと思っております。
ちなみに、私の上海人の妻ですが、上海中医薬大学時代の同級生で、中医全科(ホームドクター)・鍼灸科の主治医ライセンスを持っており、彼女の日本語研修の目的も兼ねて、これから東和クリニックでアシスタントとして私の診察のサポートします。
まだまだいろいろと未熟なところもあるかと思いますが、これからは夫婦二人三脚でどうかよろしくお願い申しあげます。
担当スケジュールは以下の通りです。
浦西 東和クリニック(浦西古北)
所 在 地:上海市長寧区栄華東道88号3F(華一銀行上)
診察日:木・金・日
診察時間:9:00〜19:00
予約電話:021-52046123
浦東 東和クリニック(浦東日本人学校隣)
所 在 地:上海市浦東新区錦康路5号
診察日:水・土(月・火は要電話問い合わせ)
診察時間:9:00〜18:00
予約電話:021-50179407
初診・お問い合わせホットライン:13901981788(藤田)
お問い合わせメール:info@mdfujita.jp(藤田)
私の担当スケジュールはこちらからも確認できます。