中医学には「土方」という言葉があります。
これは、「傷寒雑病論」など古典的理論から掲載された「経方」などの処方と違って、地方・農村に伝わる処方で、一般にある一つの特定の疾患に対して効果が出る処方のことを指します。
月別アーカイブ: 2014年10月
産後の腰痛の中医治療
中国では、産後1ヶ月はしっかりと休み、身体を養うことが一般的です。「坐月子」ともいいますが、家庭によってはテレビを見るのをダメとか、髪の毛を洗うのもだめとか、ちょっと行きすぎているところもありますが、いずれにしろ、この時期の休養は中医学ではとても大切とされています。
先日診察した患者さんに「産後の腰痛」でこられた方がおられました。
ラバーダック(巨大アヒル)が上海世紀公園に来ています
秋の色が色濃くなっている上海。上海浦東の世紀公園でも、木々が色づきはじめています。
この季節は大気汚染も心配ですが、まずは気温の変化で風邪引かないように注意が必要です。
今朝、いつものように公園を走っていたら、公園中心部の鏡天湖の巨大なアヒル「ラバーダック」が浮かんでいました。
10月23日〜11月23日までの1ヶ月間、展示されるようです。
中医学を普及させるための上海市の取り組み〜按摩器のプレゼント〜
日本でも、漢方医学の普及にさまざまな活動が行われていますが、こちら中国でも同様で、中医学の普及を目指して様々な取り組みが行われています。「未病を治す」を実行するために、市民が自宅でもできる中医学の療法を普及させるのが狙いです。
これまで、メタボを確認できる?!メージャーや、クシを使った健康法などもありました。
上海崇明島特産の崇明糕
中医学でも、養生の分野で使う「糕(こう)」について以前、紹介したことがありますが、今回は点心としての糕について。
点心として食べられる糕の代表的なものは、やはり重陽の節句で食べられる重陽糕だと思います。重陽の節句は旧暦の9月9日で、2014年は10月2日でした。中国各地でいろいろな風習がありますが、上海エリアでは今でも敬老の意味も込めて、お年寄りに重陽糕をプレゼントします。
日本で運転免許証初更新して思ったこと
私は中国で運転免許を取得して、日本の運転免許に切り替えました。
詳しいことはこちらに記録しています。
あれから3年が過ぎました。
中国では初回でも6年に1回の運転免許証の更新なのですが、日本では初回は3年後に更新で、しかも2時間の講習付き。さっそく日本まで飛んで受講してきました。
中国の自動化ゲート
日本ではかなり前から使われている入出国時の自動化ゲートですが、私はこれは大変便利な仕組みだと思います。我々のように日本と中国を行ったり来たりすることが多いと、パスポートのスタンプが増えてきて、ページがなくなるとまた増刷しなくてはいけません。10年パスポートとなると尚更です。しかし、自動化ゲートを使うと、スタンプがないのでその分のページが節約できます。また、今のところあまり普及していないので、窓口が混んでいるときでもあっさりと自動化ゲートで入国・出国審査ができるのも強みです。
ただ、今ひとつ指紋読み取りの性能がよくないですね。あと、処理速度も遅い感じがします。両手の人差し指で読み取るのですが、四苦八苦している人を時々みかけます。今日、iPhoneでの指紋読み取りもかなり敏感です。もう少し工夫して欲しいところですね。
ところで、中国でも上海浦東空港で自動化ゲートが稼働しています。現在は中国入国の時だけで、出国時はまだありませんが、特に浦東空港での入国時の行列が中国人用・外国人用ともにいつも大変なので、自動化ゲートの登録にチャレンジしてきました。現在は、中国公民と香港・台湾・澳門住民、あと永住権をもっている外国人も利用できることになっています。
ムリして短距離便で機内食を出さなくても良いと思う
10月14日〜16日までは大阪出張。16日の午前中に上海へ戻り午後から診察です。
本当は13日からだったのですが、台風19号の影響をもろにうけてしまい、当初の東方航空便(MU)をキャンセルし、今回は中国国際航空(CA)の便で上海浦東第2ターミナルから関西空港へ。
新しい第2ターミナルは暖色系で、いつもMUで使っている第1ターミナルとはまったく感じが違います。お店も充実していて、待ち時間は断然第2ターミナルのほうが便利です。出国審査を終えてからでも、朝食をたべることのできるお店は多いです。