2014年国慶節直前に行った紹興旅行の続きです。
発酵食品が大好きな私にとって、紹興でなにが食べられるかというのはとても楽しみでした。なんせ、紹興料理といえば、「臭い物」が食べられるというのが特色ですから。そして、紹興料理には「黴」とつく料理がとっても多いのです。
月別アーカイブ: 2014年9月
浙江省紹興を訪れて
上海からクルマで200キロ。高速道路を2時間ちょっと走らせると到着するのが浙江省紹興。国慶節休み前の9月29日〜10月1日まで出かけてきました。
文豪魯迅が生まれた街、そして紹興酒の街として有名ですが、2013年に嘉紹大橋が開通するまでは、杭州湾をぐっと杭州方面へ迂回する必要があり、とても行きにくかったのです。ところが、橋の開通で所要時間は半分になり、距離にして200キロほどになりました。上海浦東からだと2時間半ほどの道のりです。
上海邦人コミュニティ交流会(在上海日本総領事公邸)
9月27日に在上海日本総領事公邸にて、上海邦人コミュニティ交流会が開催されました。ちょうど私もお声がかかったので、診察の合間をぬって参加、自分がこれまでやってきた中医学について簡単にプレゼンさせていただきました。
この日は、小原雅博総領事のご挨拶をはじめ、上海の邦人コミュニティーでご活躍の皆様のお話を伺うことができ、非常に参考になります。
在上海日本総領事公邸は立派な洋館で、上海市の文化財でもあり、「盛宣懐の住宅」と呼ばれています。
今年は上海蟹が売れない!
上海生活が長くなると、上海蟹を食べること自体は別に珍しくもないのですが、でも秋の味覚として脳にすり込まれてしまうと、食べないと秋が来た気がしないのもまた事実です。というわけで、妻が近所で蟹を2匹買って来ました。
上海蟹は大量に食べるものではありません。ほんの少しを美味しくいただくのが最高だと私は思っています。
ところで、2014年産の上海蟹は、こちらでは豊作で、全体的にはカタもよく陽澄湖だけで2300トンもの収穫量が期待されています。しかし、今年は思ったほど収穫が伸びず、12年ぶりに価格が下落傾向にあると報道されています。大きい蟹であれば、以前だと飛ぶように売れたのに、今年は全然動かないそうのだです。
中国医師資格の定期考査完了
今年2014年からはじまった制度で、中国では医師免許を持っていても、2年に1回定期考査試験を受けて登録更新をしないといけないわけですが、その合格証が送られてきました。といっても、ペラペラのシールだけなのですが。。。。
上海岐阜県人会のセミナー、そしてMarco9月号
9月は本当に色々なところでお世話になっております。
9月20日は、上海岐阜県人会にお邪魔しました。私自身が岐阜県に関係があるわけでもないのですが、強いて言えば温泉が好きなので訪れるぐらいかもしれません。それでも、岐阜県上海事務所の方に声をかけていただき、上海国際機場賓館でのセミナー講師を引き受けさせていただきました。
『中医臨床』2014年9月号 連載「夏の刮痧」
上海に限らず、中国の南方エリアでは、夏ばて予防や治療に刮痧がよく使われます。近年は自宅でもできる簡単な養生法の一つとして、人気も出て来ていますが、その刮痧について、我が家での活用方法も含めて紹介しました。
中医学の代表的な治療方法の一つです。