中国の土壌汚染が酷くなっていることは中国で生活しているとなんとなく実感していましたし、このブログでも過去に沢山の記事を紹介してきました。
荒れ地に無造作に捨てられた廃棄物、さらに回収業者がいるものの、必要な部位はカネにかえられ、不必要なものは野ざらしといったケースも多い。田舎へいくと、農薬などの空き瓶が農地にもころがっています。
今回発表された、中国環境保全部と国土資源部が2005年4月〜2013年12月まで大陸で行った土壌汚染調査は、総面積630万平方キロにも及びます。その結果、全体の16.1%で土壌が汚染されていることが分かり、地域によっては汚染率が19.4%にも達しており、健康被害が心配される状況になっていました。