1.日本で発表

(1)一般向け

平成13年度(2001年7月) 『留学交流』(独立行政法人・日本学生支援機構)「中国への海外留学」

上海蘇州便利帳2004年~2005年版以降の各版 上海エクスプローラー 山と渓谷社

月刊食堂(柴田書店) 連載 2007年~2008年の2年間
毎月上海の飲食事情とその発展を紹介しました。 食の安全や衛生については今でも注目しています。

中国で発見した温泉文化~~貴州省石阡温泉群~  2009年9月 温泉研究 第6号
第8回温泉学会の自由論題で発表した内容を文章化したものです。

日皮協ジャーナル Vol.33 No.1  2010年10月 (日本産業皮膚衛生協会)「中医学における皮膚疾患の認識」
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朝日新聞社『AERA』2011年1月3日・10日増大号  特集「中国に勝った日本人100人」に選ばれました。
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浄水器アクア 阿酷尔商贸(上海)有限公司の会社案内(中国語版)にコラム「水-健康的源泉」が掲載されています。(2011年9月)

(2)中医学関連

東洋学術出版社 季刊『中医臨床』

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2003年9月 中医臨床 第94号 上海で中医学を学んで(座談会)
大阪緑川クリニックの緑川先生、薬剤師の久積先生と対談インタビューを受けました。

2003年9月 中医臨床 第94号 中医薬の新しい使い方を検証する-カンライト
生薬を注射してしまう臨床の現場を報告しました。カンライトは、ハトムギを原料にしたもので、
現場では消化器系の悪性腫瘍に使われます。

2003年9月 中医臨床 第95号 大黄の臨床応用 大黄の止血・活血作用に目を開かれて27年
上海で大黄研究で有名な焦東海教授のインタビュー報告です。

2003年9月 中医臨床 第95号 知っておきたい大黄の基礎知識
私も臨床でよく使う大黄の効能と使い方を整理しました。

2004年3月 中医臨床 第96号 中医外科とはなにか?
中国の中医外科の第一人者、唐漢鈞教授のインタビュー報告です。

2004年3月 中医臨床 第96号 中医外科とはどんな学科か
中医外科の治療には、乳腺炎や乳ガンの治療、甲状腺関係の治療、アトピー性皮膚炎や乾癬、蕁麻疹などの皮膚疾患も含まれます。上海エリアでは最も特徴のある科の一つでもあり、毒蛇に噛まれたときなども今でも応用されています。生薬を使う外用薬を使うことも特徴です。そんな中医外科を紹介しました。

2004年9月 中医臨床 第98号 誇り有る中医学治療の実現-広州で結実する徒弟制度
中国が世界に誇る中医師の一人でもある鄧鉄涛教授とのインタビューが実現、私と1時間半もの間お話をしてくださいました。この時のお話は、私の中医学人生に大きな影響を与えてくれました。今でも録音を聞いて気合いを入れ直すこともあります。

2004年9月 中医臨床 第98号 中医学を育んできた都市-広州
SARSで大変な事態となった広州に、中医学の果たした役目を確認しに行きました。そして、人々の生活と中医学が深く関係していることに、大きな衝撃を受けました。地域の特色を活かせる中医学のすばらしさを再認識。まさに中国の文化の一部です。

2004年12月 中医臨床 第99号 中医学の継承と発展-腎疾患の中医治療の経験から
私の中医学の師匠でもある、陳以平先生がついに登場しました。私の中医学に最も影響を与えた先生といっても過言ではありません。あの冬虫夏草を腎臓疾患の治療にいち早く導入した先生でもあります。IgA腎症や膜生腎症の中医治療、糖尿病腎病などの治療にも取り組んでいます。

2004年12月 中医臨床 第99号 陳以平教授の経験からみる腎疾患の治療
私が先生との臨床活動で体得したものをご紹介しました。

2006年3月 中医臨床 第104号 中医学による糖尿病治療
私自身の臨床経験でも、糖尿病の初期段階でうまく中医学を導入すれば、血糖値のコントロールは可能です。中国の臨床でも、さまざまなな取り組みが行われています。その概要を紹介しました。

2006年3月 中医臨床 第104号 急増する糖尿病に立ち向かう中医学
附属竜華医院の内分泌科主任の徐蓉娟教授のインタビュー報告です。

2006年9月 中医臨床 第106号 中医体質論
いま、中国の中医学では体質を取り上げた話題がホットですが、上海中医薬大学の匡調元教授のインタビュー報告です。

2009年9月 中医臨床 第118号
【連載 未病を治す智恵】 国務院 国をあげた中医学促進の方針を発表
中医学の発展に、中国政府中央では西洋医学と中医学の「併重」を打ち出し、その方針を紹介しています。その動向を分析しました。

2009年12月 中医臨床 第119号
【連載 未病を治す智恵】 膏方の魅力
上海など江南エリアでは冬至から服用する膏方が盛んです。改めて膏方の最新の動向を紹介。

2010年3月 中医臨床 第120号
【連載 未病を治す智恵】 地域医療で中医治療技術の普及を目指す
医療費の高騰は、中国での地方政府の財政を圧迫しています。その解決策として、中医学が注目されています。

2010年6月 中医臨床 第121号
【連載 未病を治す智恵】上海万博にみる未来の中医学
2010年に行われた上海万博では、メインパビリオンで中医学関連の展示がありました。

2010年9月 中医臨床 第122号
【連載 未病を治す智恵】 今年も大忙しの猛暑の「三伏貼」
「冬病夏治」の典型的な未病対策の一つ、「三伏貼」の紹介です。

2010年9月 中医臨床 第122号 中医学Q&A 中国の中薬にはどんな剤型があるのか?
中医学といえば、煎じ薬やエキス剤以外にも様々な剤型があり、それらが様々な治療効果を発揮しています。

2010年12月 中医臨床 第123号
【連載 未病を治す智恵】 上海の足浴文化
私自身もクリニックで実践している足浴について、上海におけるその活用方法を紹介しました。

2011年3月 中医臨床 第124号
【連載 未病を治す智恵】 民間で受け継がれる中医学
そもそも中医学の原点は、民間の中で治療効果があるものを理論的に体系立てたものです。上海市では、こうした根拠のある民間治療法の研究に取り組んでいます。

2011年6月 中医臨床 第125号
【連載 未病を治す智恵】 端午の節句にみる中医学の未病思想
中国では旧暦に「端午の節句」を祝いますが、そこには中医学の養生と深い関わり合いがあります。

2011年9月 中医臨床 第126号
【連載 未病を治す智恵】秋の養生
夏の疲れが出てくる秋こそ、中医学を使った体調管理が活用できます。

2011年12月 中医臨床 第127号
【連載 未病を治す智恵】中医体質学の高齢化社会での活用
体質論を地域医療に活用する方法が模索されています。

2012年3月 中医臨床 第128号
【連載 未病を治す智恵】市民のための「中医養生」はどこに行く
中国のエステやSPAで採り入れられている中医学。そのルール作りが求められています。

2012年6月 中医臨床129号
【連載 未病を治す智恵】 夏の猛暑を乗り切る庶民の智恵
節電が言われる昨今、中国の庶民のなかに、暑さ対策の秘訣があったりします。

2012年6月 中医臨床129号
【巻頭企画】上海の地域医療にみる中医学
地域医療(末端医療)に中医学の導入をこころみる上海市。その動向をまとめました。

2012年9月 中医臨床130号
【連載 未病を治す智恵】 上海市中医事業発展3年行動計画
上海の中医学は、「海派中医」とよばれる流派が有名で、代表的な15学派が現代まで伝わってきています。

2012年12月 中医臨床131号
【連載 未病を治す智恵】 代茶飲
中医学や漢方での生薬の服用と言えば、煎じ薬やエキス剤がよく想像されるのですが、実際はお茶として飲む方法もよく使われます。

2013年3月 中医臨床132号
【連載 未病を治す智恵】 地域医療における中医学の役割
治療費が安くて効果が高い。そういった中医学の特徴がかわれ、いま地域医療に中医学を導入する動きが出ています。

2013年6月 中医臨床133号
【連載 未病を治す智恵】抜罐法
カッピングともいわれる抜罐法。中国の庶民にとってはとてもポピュラーな療法です。

2013年9月 中医臨床134号
【連載 未病を治す智恵】暑さを乗り切る中医学の智恵
猛暑だった今年の上海の夏。中医学を活用した避暑方法がいろいろ活躍しました。

2013年12月 中医臨床135号
【連載 未病を治す智恵】大気汚染のなかで過ごす上海市民
2013年を語るとき、大気汚染の問題は欠かすことができません。このなかで中医学がどういう役割を果たせるのか考察していました。

2014年3月 中医臨床136号
【連載 未病を治す智恵】使用の機会増える単味エキス剤
中医学の世界でも、生薬のエキス化が進んでおり、単味剤での運用がますます便利になってきました。

2014年6月 中医臨床137号
【連載 未病を治す智恵】中医文化を活かしたまちづくり
上海市では、嘉定区で中医文化をターゲットにしたまちづくりが行われています。庶民の養生だけでなく、観光客も狙っているようです。

2014年9月 中医臨床138号
【連載 未病を治す智恵】夏の刮痧
夏の中医養生といえば必ず登場してくる治療法、そらが刮痧です。家庭でも気軽にできるのがメリットです。

2014年12月 中医臨床139号
【連載 未病を治す智恵】「土方」の価値
「土方」と呼ばれる、民間に伝わる処方にスポットを当ててみました。

aromatopia(アロマテラピーと自然療法の専門誌)

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113号(2012年7月)特集 日本における中医アロマテラピーの現状と課題
「中医学の香療」を寄稿

医道の日本

「医道の日本」2015年3月号

「医道の日本」2015年3月号

2015年3月号特集「耳鳴りへの鍼灸治療」
「現代中医学による耳鳴りの考察」を寄稿

雑誌『健康医学』連載終了

2010年1月 健康医学 vol.771 中医学の『血』とは?
西洋医学では血液、中医学では血ですが、それぞれの考え方はまるで違います。その違いについて考えてみました。

2010年2月 健康医学 vol.773 ドクター藤田の診察室から 「無駄をなくして広がる生薬の世界」
臨床で使う生薬のほとんどは、植物の根っこや葉っぱ、実などです。捨てるものが何もないと思わせるぐらい、実にいろいろな効能が秘められています。

2010年3月 健康医学 vol.774 ドクター藤田の診察室から 「人体を校正する基本物質「気」」
気功でお馴染みの「気」ですが、中国伝統医学だけでなく、中国の哲学とも関係する実に意味深い物質です。

2010年4月 健康医学 vol.775 ドクター藤田の診察室から 「春こそ肝を伸び伸びと」
春になると五月病や鬱病など精神的な疾患が再発しやすくなります。中医学では春と肝との関わりから考えます。

2010年5月 健康医学 vol.777 ドクター藤田の診察室から 「ストレス対策に大切な心・肝・脾」
鬱病など精神的な問題を抱える中国人も最近増えてきています。こうした問題解決にも中医学は力を発揮できます。

2010年6月 健康医学 vol.778 ドクター藤田の診察室から 「糖尿病治療と中医学の役割」
中国で急速に増えている糖尿病患者。中医学が糖尿病に対して何ができるのか?中国での現状を紹介しました。

2010年7月 健康医学 vol.779 ドクター藤田の診察室から 「体への湿気対策」
ジメジメした気候でダメージを受ける人間の体。そこには、湿邪という存在がありました。

2010年8月 健康医学 vol.781 ドクター藤田の診察室から 「アトピー性皮膚炎と中医学による治療の考え方」
以前は少なかった上海人の間でも、最近アトピー性皮膚炎の子供たちが増えつつあります。私が日々感じていることを書いてみました。

2010年9月 健康医学 vol.782 ドクター藤田の診察室から 「秋に向けて、体を動かすと言うこと」
季節の変わり目は、体の調節も難しところ。秋に向けて、中医学ではなにを考えて養生するのか、書いてみました。

2010年10月 健康医学 vol.783 ドクター藤田の診察室から 「陽と陰の不思議な関係」
中医学では必ず語ることになる陰と陽について、改めて考えてみました。

2010年11月 健康医学 vol.785 ドクター藤田の診察室から 「中国のアルツハイマー病と中医学」
高齢化社会へ一気に突入している中国。一人っ子政策が厳しかった上海ではそのスピードは予想以上です。

2010年12月 健康医学 vol.786 ドクター藤田の診察室から 「冬に胃脾の働きを整える重要性」
「冬令進補」の時期に入り、中医学では気を蓄えるのに重要な胃脾の役割を重視します。

2011年1月 健康医学 vol.787 ドクター藤田の診察室から 「経絡の不思議」
鍼灸だけでなく、中医薬の分野でも大切な経絡の考え方。経絡をたどると、弁証のメカニズムがわかりやすくなります。

2011年2月 健康医学 vol.789 ドクター藤田の診察室から「中医学における癌治療の考え方」
中医学では、様々な癌治療が実践されており、西洋医学との併用でも効果をあげています。中医学で、何ができるのか、少しご紹介いたしました。

2011年3月 健康医学 vol.780 ドクター藤田の診察室から「中医学的花粉対策」
私自身も花粉症をもっており、毎年中医学を使って予防対策に励んでいます。今年の日本出張もなんとか乗り切ることができました。

2011年4月 健康医学 vol.791 ドクター藤田の診察室から「中医学的神」
中医学で症状を分析するとき、「神」という言葉がよく出てきます。宗教とは全く違う中医学の「神」について解説しました。

2011年5月 健康医学 vol.792 ドクター藤田の診察室から「中医学で考える不眠症」
春になると、不眠を訴える患者さんが例年増えます。また、春は精神的にも不安定になやすく、うつ病の患者さんもよく見かけます。

2011年6月 健康医学 vol.793 ドクター藤田の診察室から「今年も湿の季節がやってきました。」
ジメジメしたシーズンです。春から夏に向かう季節の変わり目は、湿が盛んな季節でもあります。自律神経失調症と言われる症状の多くに、湿と関係することが少なくありません。

2011年7月 健康医学 vol.794 ドクター藤田の診察室から「香りの中医学」
中医学でも、生薬を中心に香りを重視することが多く、その代表的な中医学的アロマテラピーについてご紹介しました。

2011年8月 健康医学 vol.795 ドクター藤田の診察室から「夏だから中医学でできること」
夏ばて対策に中医学が何ができるか?日頃の診察で感じていることと、上海での食文化を織り交ぜながら書いてみました。

2011年9月 健康医学 vol.796 ドクター藤田の診察室から「秋の大切な養生法「秋凍」
日本人の薄着の習慣は、中医学ではこの「秋凍」の考えから来たように思います。その考え方の根底を書いてみました。

2011年10月 健康医学 vol.797 ドクター藤田の診察室から「中医学による糖尿病の考え方」
中国全国で3000万人いるともいわれている糖尿病患者。一般に「消渇」に分類される糖尿病ですが、中医学ならではの活用方法と治療の最前線を書いてみました。

2011年11月 健康医学 vol.798 ドクター藤田の診察室から「腎臓病と中医学の腎」
中医学の特徴を発揮できる分野の一つとして、慢性腎不全やネフローゼなど腎疾患が挙げられます。西洋医学と中医学の腎のとらえ方は異なりますが、その違いをうまく捉えて活用したいところです。私が大学院で研究してきた分野でもあります。

2011年11月号 健康医学 vol.799 ドクター藤田の診察室から「増え続ける脂肪肝への中医学の挑戦」
メタボ問題のなかでとりあげられる脂肪肝。中医学での色々な対策と研究成果を紹介しました。

2012年1月・2月合併号 健康医学 vol.800 ドクター藤田の診察室から「2012年 中医学医への展望」
新年を迎えるにあたって、中医学の抱える問題とこれからへの展望を書いてみました。

2012年3月号 健康医学 vol.801 ドクター藤田の診察室から「中国の大気汚染、アレルギーの問題」
PM2.5問題など、中国をとりまく大気汚染の問題はまだまだ深刻です。そして、これから増えるであろうアレルギー疾患についてです。

2.中国(上海)で発表

(1)一般向け

フリーペーパー 月刊 Look上海

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2013年3月 Look上海 『藤田先生の中医探訪』「中医学について」

2013年4月 Look上海『藤田先生の中医探訪』「生姜のおはなし」

2013年5月 Look上海『藤田先生の中医探訪』「板藍根ってなに?」

2013年6月 Look上海『藤田先生の中医探訪』「葛根湯の葛根」

2013年7月 Look上海『藤田先生の中医探訪』「ドクダミ・魚腥草」

2013年8月 Look上海『藤田先生の中医探訪』「便利な紫蘇」

2013年9月 Look上海『藤田先生の中医探訪』「冬瓜(とうがん)」

2013年10月 Look上海『藤田先生の中医探訪』「レンコンの季節」

2013年11月 Look上海『藤田先生の中医探訪』「無駄のないミカン」

2013年12月 Look上海『藤田先生の中医探訪』「桑」

2013年1月 Look上海(最終回)『藤田先生の中医訪訪』「大気汚染とPM2.5」

(2)中医学関連

修士論文 补肾生血冲剂对腺嘌呤大鼠模型的药效试验 2005年5月

博士論文中西医结合治疗小儿肾病综合征的临床和实验研究 2008年5月

日本汉方治疗小儿肾病综合征进展 『中国中西医合肾病杂志』 2008年1月

雑誌『中日传媒』 2009年